2015年02月26日
春は里山♪♪ ワクワクはじける田舎リズム!!

やんばいです、川根のみきてぃです

今回は「志太榛原エコ&グリーンツーリズム博覧会」
通称、春*里山はく のお知らせです

志太榛原エリア(藤枝市、島田市、川根本町)の皆さんが提供する
田舎ならではの特製体験プログラム33個が一定期間で体験できるというもの。
期間は3月7日(土)~4月5日(日)で、
内容はグルメあり、クラフトあり、名人技あり、アウトドア、ふれあいあり

約1か月で33ものプログラムがあって、
「どれにしようかな~」「あれもコレも行きたいなぁ」と迷われるかもしれませんね

川根本町エリアからは5つのプログラムが開催されます。
川根本町エコツーとしてはプログラムを提供していないのですが、
会員さんが個人的に企画したり、頑張っている団体さんもありますので、
全力でPRのお手伝いをさせていただきます

申し込み先がそれぞれ違いますので、お気をつけくださいね






















1.三色タルト&本格インドチャイ体験

エコツー会員でもある生田さん。今回はスイーツ担当の娘さんとのコラボ企画

自家製のブルーベリーや川根特産のゆず、お茶を使ったタルトを作って、
智者の丘公園で午後のティータイム

智者の丘公園の桜の見ごろは4月上旬なので、もしかしたらお花見

公園内の展望台からは千頭・小長井地区が一望できますよ

日にち:3月29日(日) 、4月5日(日) ※どちらか希望日
時 間:各日13時~16時
場所:ノンキ堂生田商店(川根本町千頭1178) ※大井川鐡道千頭駅より徒歩5分
参加費:1,000円
定員:各回15名
締め切り:各開催日の5日前まで
お申し込み先:ノンキ堂生田商店 電話0547-59-2071 (里山はくの・・・とお伝えくださいね)





















2.川根時間 テ・パラディ

川根本町出身でフランス料理の中道シェフが監修した川根スイーツ

町内4店舗が地元農産物を使ったオリジナルスイーツでおもてなしします。
テ・パラディは「ティーパラダイス」のフランス語訳なんだとか。
その名の通り、川根茶や川根紅茶と一緒に食べればパラダイス

写真左から「あけぼの」「野口屋」「中道シェフ」「カフェREN」「ともしび」の皆さん

期間中、2店舗もしくは、同じ店舗で2回以上で召し上がっていただいた方には、
「こだわりの川根茶50匠」の一煎茶パックがプレゼントされるそうですよ

日にち:3月28日(土)、29日(日)、4月4日(土)、5日(日)
時 間:各日10時~16時
場 所:各店舗(リンク先をご覧ください) あけぼの 野口屋 ともしび カフェREN
料 金:500円~1,000円(店舗によって異なります)
定 員:各店10名
締め切り:3月20日(金)
申し込み先:川根本町役場産業課内 農業経営振興会事務局
電話:0547-56-2226(土日祝は休み)





















3.インテリア茶箱作りとお茶づくし体験

丈夫で湿気を防ぐために古くから使われきた茶箱ですが、
川根本町ではそれをアートにしてしまうインテリア茶箱が作られているのをご存知ですか?
今回は町内在住のインストラクターの指導のもと、
一日かけて世界にひとつだけのオリジナルを作ります。
しかも今回限りのお値打ち価格なんだとか・・・
作業後は川根自慢のお茶とスイーツでホッとひと息つきましょう。
お昼ご飯には川根茶を使ったお弁当も付くそうです、どんなのか楽しみ

限定2名様です。一日みっちり川根茶と茶箱ワールドに浸ってくださいね

日時:3月17日(火) 9時~16時
場所:山香荘茶園(川根本町元藤川17)
参加費:13,500円
定員:2名
締め切り:3月10日(火)
お申し込み先:川根本町まちづくり観光協会 電話0547-59-2746





















4.田野口駅で楽しむ手料理と田舎時間

開業以来90年近く地元の人々に愛され続ける田野口駅。
そのレトロな駅舎やSLの撮影スポットとしても有名です

毎月第4日曜日には、地元のおじさん・おばさんが
「田野口駅まちかど博物館」として駅を開放し、美味しい川根茶や地元料理をふるまってくれます

どなたでも歓迎ですし、予約は不要。 しかも無料ときたもんだ

地元の方々の温かいおもてなしに触れてみてください

きっとまた会いたくなる、そんな出会いが待っていますよ

日時:3月22日(日) 10時~14時頃
場所:大井川鐡道田野口駅(川根本町田野口246-5)
参加費:無料
お申し込み不要
定員:なし
お問合せ先:川根本町まちづくり観光協会 電話0547-59-2746





















5.フランスパン作り&三ツ星村ランチ

「天然酵母のパンを作ろう」という企画なのですが、講師を見てビックリ

エコツーの常連のお客様である杵塚さんではありませんか

天然酵母や酵素ジュースづくりにハマっているのは知っていましたが、
いつの間にかパン職人(?)になっていたようです(笑)
天然酵母を使った生地に、手作りベーコンやチーズを挟んでフランスパン“エピ”を焼き上げます。
そんなかわいいパンと酵母液はお持ち帰りできるそうです。
発酵時間には、川根名物・大根そばやそば汁粉などでランチをどうぞ。
日にち:3月22日(日)、4月5日(日) ※3/22開催分は満員御礼だそうです
時 間:10時~14時
場 所:食と遊びの三ツ星村(川根本町下泉204-5) ※大井川鐡道下泉駅より徒歩1分
参加費:3,000円
定 員:各10名
締め切り:各開催日1週間前
お申し込み先:三ツ星オートキャンプ場受付電話 携帯090-2137-2551





















6.カヤック体験&湖上オープンカフェ

このプログラムは川根本町ではなく、島田市川根町エリアで開催ですが、
企画者のJ-フォースカヤックさんはエコツーの会員でもあり、
エコツーのカヤックプログラムで使っているのも、すべてココのブランドです

カヤックでしか楽しめない湖上カフェが限定オープン

地元農家の提供する川根オリジナルドリンクを、
湖上で味わう極上のひと時を提供します

安定性のあるカヤックを使用するので初心者、お子様連れの家族にも安心

プログラム提供はJ-フォースカヤックのグレアム・セイヤさんと
田村農園の田村善之さん。

カヤックに乗っているとなかなか自分の写真が撮れないのが悩みですが、
スタッフがバッチリ写真撮影してくれるそうですよ

カヤックから見る里山の風景をぜひお楽しみください

日にち:3月8日(日)、22日(日)、28日(土)、31日(火)、4月5日(日)
時 間:各日 9時30分~11時30分、14時~16時 ※どちらか希望の時間で
場 所:野守の池(島田市川根町家山596) ※大井川鐡道家山駅より徒歩10分
参加費:大人4,800円 子ども3,800円
定 員:各回20名
締め切り:開催日前日の12時まで
その他:お得な家族割引あり、濡れてもよい格好でお越しください
お申し込み先:J-フォースカヤック 電話0548-28-7289(月曜・火曜定休)





















というわけで、33のうち6つのプログラムをご紹介しました。
他にも楽しいプログラムがたくさんありますので、詳しくはコチラをご覧ください

私もできるだけたくさんのプログラムに参加して、
皆さんに「里山はく」の魅力をお伝えしようと思っています

この春は志太榛原の里山が熱い

「里山はく」応援リポーターのみきてぃがお届けしました

2015年02月25日
真冬のブナ林を訪れてみました

やんばいです、川根のみきてぃです

報告が遅くなりましたが、2月15日(日)に
「いつでもおいで四季の郷・川根本町
真冬のブナの森を訪れてみませんか?」を開催しました。
私みきてぃは体調不良のため同行しておりませんので、
詳しいレポートはできませんが、他のスタッフの方からのお話を基に簡単に報告します。

このプログラムはエコツー会員でトレッキング担当の松本さん(写真右)が
「一年を通して川根本町の山々の魅力を感じてもらいたい」
という想いから企画、実施しているものです

今回は13名の方にご参加いただきました。
川根本町の居住地域はめったに雪が降りませんが、
標高1291mの智者山は別世界


天候もまずまず

山頂には雪は残っていなかったようですが、
ブナ林のあたりは15~20センチほどの積雪があったようです。

一人ではなかなかチャレンジしにくい冬の山も
地元ガイドと一緒に歩くことで安心感がありますし、
フカフカ雪の上をザックザック歩くのも気持ちいいでしょうね

空も澄み渡っていて、遠くには富士山も


今回のツアーとは関係ないですが、6月にはこの同じコースで
「智者山 コケの小路散策と癒しのコケ玉づくり」なんてのもやっています。
季節が変われば、見える景色も感じるものもまったく変わってくるんですねぇ

話は戻って・・・松本さんによると、
強風のため長居できず、森の中で十分な自然解説ができなかったのが残念だったと


それと、今回は女性スタッフが不在だったので、
女性のお客様へのケアが十分だったのか、という課題も残りました。
ズビバゼン、私の不徳の致すところです・・・

冬山は寒いので、下山してから千頭エリアの「cafeはっくる」であったか~~いお昼ご飯。
ここはみきてぃが個人的にご用達にしているお店ですが、
エコツーで利用したのははじめででした。
予定より早く到着して、食事の準備がアタフタしてしまったそうです

食事が出てくるまでの間、スタッフの澤本さんがいろんなお話をしてくださいました。
待っている間にお客様同士でも話が弾んでいたとか。

はっくるさん、頑張ってくれましたね


御膳にのっているのはほぼ地元食材でした。

こうして無事、終了しました。
冬山だけに、他のプログラムより心配度が高く、毎回終わるとホッとします

冬の時期は主催プログラムが少ないのですが、
努力と工夫しだいでいろんなことができるのだと、それを立証してくれる企画でもあります。
年間通じてお客様に楽しんでいただける地域でありたい


ご参加くださった皆様、ありがとうございました

スタッフの皆さんもお疲れさまでした。
冬山を歩ける体力をつけたい・・・体力のなさを嘆くばかりのみきてぃでした

2015年02月20日
吸い取り紙になろう!! ~第3回森の案内人養成講座~

やんばいです、川根のみきてぃです

2月も後半に差し掛かり、少しずつですが春の気配を感じなくもない今日この頃

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
2月のエコツーもなかなか忙しいです

14日(土)には「森の案内人養成講座・継続研修」を開催しました。
平成26年度の森の案内人養成講座の第3回(最終回)でもあります。
前回の様子はコチラ
前回同様、静岡いのちの電話研修委員の黒沼宏一先生をお迎えしての座学です。

養成講座受講生、森の案内人有資格者、一般の方も含めて19名の方が受講してくださいました。
コミュニケーションの方法と理論、危機と危機への対応、
カウンセリングマインド、「感じる心・共感とは?」、応答技術のロールプレイなど、
内容てんこ盛りの一日でした。
この講座は森の案内人になる人のためのものですが、
実は日常の対人関係、コミュニケーションにも大いに通じるものがあります。
個人的に印象的だったことを書き出してみると・・・


自分の気持ち(感じたこと)を伝える。(自己主張はしない)

「あなたの気持ちを分かりたいから、聞かせてくれる?」

共に感じること。ときには共に楽しみ、共に笑い、共に泣く・・・

自分自身を知るということがいかに大切か。

聞き手は、話し手が自ら気づくように導き出す。

皆さんとても真剣にお話を聞き、積極的に質問も出ていました。
マジメな生徒さんたちで嬉しいです

休憩時間には受講生のAさんに美味しい川根茶を淹れていただいたり、
各自が持ち寄ったお菓子を食べたりしました。
受講生たちも3回(実地研修を入れると4回)の研修を通じて仲良くなっていますし、
同じ志を持つ者どうしだからか、とても気が合うようです。
この日はバレンタインデーだったこともあり、地元のSさんにお願いして
特製トリュフチョコレートを作っていただきました。これがとっても好評でした

(写真がなくてスミマセンね

お昼ご飯には地元つどいの会のお弁当

ほとんどが地元食材を使っていて、超豪華

毎回おしながきを付けてくれるので、
「これなんだろ~?」と中身と照らし合わせながら食べるのが楽しいです。
個人的には鶏のつくねと干し柿の天ぷらがヒット


午後の時間には応答技術のロールプレイも行いました。
受講生の代表がみんなの前で聞き手と話し手になってやりとりします。
人生で5番目か6番目に重要な悩みを打ち明けるというシチュエーション(笑)
ここで大事なのは一番目や二番目の悩みをロールプレイに使用しないことだそうです。(そりゃそうだ)

みんなが見ているなかで緊張したと思いますが、2組の方が頑張ってくださいました。
パラフレーズ(説明的言い換え)つまり、相手の言っている内容を要約して伝え返し、確かめることの実践です。
自分が正確に理解しようとしているんだよ~ということを相手に伝えるため。
ちょっと時間が足らずに突っ込んだ内容までは及びませんでした

森林療法に来られるお客様の多くは、「日常を離れてリフレッシュしたい」という方です。
案内人が寄り添って歩くことで、自分のことをポツリポツリと話し始める人も多いそう

真剣な悩みではなく、日常のちょっとしたことなどを
「うん、うん」と聞いてくれるだけでもずいぶんとスッキリしますよね。
結局、自分のことは自分にしか分からない、いや自分にすら分からないことだってある。
でも「分かろうとしてくれる人がいる」ってことがどれだけの安心感を与えてくれることか・・・
皆さんと一緒に講座を聞かせていただいて、そんな風に感じたりしました

さて、これにて今年度の「森の案内人養成講座」は終了です。
第1回~3回のすべてを受講し、長野県信濃町の実地研修も参加された方は
晴れて「森の案内人」として認定されます。
今年度は5名の案内人が誕生します

実際に認定されてもまだまだ不安なことも多いでしょう。
すぐに実践デビューというわけではありません。
現在活動中の案内人のサポートという形で2回、
実際に活動していただいたらいよいよ一人立ちです

まだまだ森林療法のツアー申込者が少ないので、
案内人の出番が回ってこないかもしれませんが・・・

事務局としては森林療法ツアーの存在をもっと知ってもらい、
たくさんの方に癒しを提供できればと思っております。
森林療法ツアーに興味を持たれた方、お一人でも参加できますので、
ぜひコチラをご覧ください。
以上、みきてぃでした

2015年02月19日
大井川でつながるエコツーリズムの輪 <後編>

やんばいです、川根のみきてぃです

1月は行く、2月は逃げる、3月は去る とは言いますが、
本当に月日の流れは速いですねぇ

風邪をひいたり、ギックリ腰をやったりして、しばらく潜伏しておりました

皆さんもお体ご自愛くださいね。
さて、2月11日(水・祝)に大井川流域振興連絡会主催の
エコツーリズム団体連携促進事業が行われました。
静岡市井川、川根本町、島田市川根町のエコツー団体が集まっての交流会です。
2月7日には川根本町と井川を巡る前編が行われました。 コチラ
後編の今回は島田市川根町笹間地区を巡りました

テーマは大井川
やはり私たちの共通財産といえば、これしかないでしょう

まずは笹間川ダムを見学。
講師の小澤さんが大井川の現状を説明してくれました。

今の大井川と60年前の大井川の絵地図を見比べても分かりますが、
大井川って本当にダムや発電所が多いんです。
南アルプスの間ノ岳(あいのたけ、3189m)を源流として駿河湾に流れ込む
全長180㎞の大井川。
山が高く水が豊かで水力発電に適したところらしく、
水力発電に利水された水は、農業用水・工業用水・水道用水として流域市町に供給されています。
塩郷の吊り橋近くにある塩郷ダムで取水された用水は
下流の笹間川ダム湖へ送水され、ダム湖でいったん貯水された後、
再びトンネルで川口発電所へ送水され、発電されるんだとか。
つまり、塩郷ダムから川口発電所(島田市)までの区間、
大井川の水は導水管と呼ばれるトンネルを流れているんです。
この区間の大井川本流に流れているのは、支流の水がチョロチョロ

どうりで大井川に水がないわけだ・・・
そのため、このあたりの地形や生態系もずいぶんと変わってしまったそうです。
川に魚や水生生物が住めなくなったり、堆積土砂の問題などが発生し、
本来の川としての機能が失われているんだと

私たちの住む上流・中流部だけでなく、下流の砂浜にまで影響を及ぼしています。
大井川の水が海へ行かなくなったので、海岸に砂浜が少なくなって、
海藻林は消えてしまい、川から流れだした柳や竹が海岸に漂っているんだとか。
詳しく書くとキリがないので、コチラをご覧ください

笹間川ダム見学の後は、山村都市交流センターささまへ移動します。
ここでも小澤さんから大井川のお話を聞きました。

大井川流域市町で構成する「大井川の清流を守る研究協議会」というのがあって、小澤さんはそこから依頼を受けて、各市町の小学校に出前講座を行っているそうです。
ここまで大井川の今昔を語れるのは他にいらっしゃらないんじゃないかと思うくらい、
とても詳しいし、言葉に説得力がありました。
お話を聞いていて
「もっともっと大井川のことを知った上で活動していかなきゃ」
と背筋を正される思いでした。
そして、4年前、初めて大井川鐡道に乗って川根本町にやって来た時のことを思いだしました。
「いつになったら大井川が現れるんだろう?」
電車に乗っている間、ずーっと大井川沿いを通っているんですけどね(笑)
あまりに川の水がないので、それがあの有名な大井川だとは思わなかったんです

もっとダクダクと川幅いっぱいに水が流れている大河、をイメージしていたので

蛇口をひねれば水が出る生活ですが、
「この水はどこから来ているんだろう?」
と少しでも想いを馳せることができれば・・・

そういったことを体験を通じて知ってもらう機会を、エコツーのプログラムで提供していきたいです。
さてさて、お待ちかねのお昼ご飯は「山村都市交流センターささま」の
体験プログラムでピザを作りました

時間の都合でトッピングだけ自分たちでやって、
あとは校庭にある手づくりピザ窯で焼いてもらいました


さすがは窯焼き


川根本町エコツーから参加していた匠さん&てっちゃんも、この表情です


「山村都市交流センターささま」は旧笹間小学校を改修した宿泊・体験施設です。
廃校になっても、利活用しだいで地域活性の拠点となり得ることを実証しています。
来るたんびに「川根本町にもこういう施設あったらいいなぁ」とうらやましく感じています。

お昼休憩でちょっと時間があったので、一人で笹間の集落を歩いてみました。
ちょっとレトロで懐かしい感じのする笹間地区。
静岡市井川地区と少し似ているのかな~、なんて思ったり・・・
普段の生活はとにかく車での移動

自分の住んでいる集落ですらまともに歩いたことがないので反省


午後からは意見交換会。
それぞれの団体の活動や抱える問題について話し合いました。

人材不足、会員の高齢化、情報発信不足など、どの団体も課題は共通しています

しかし嘆いてばかりもいられません。
せめて情報の共有はやっていこうよ、という話がでました。
例えば紅葉シーズン

川根温泉では川根本町や井川の紅葉の状況を写真付きで紹介してくれているそうです。
しかし、「今」の状況はなかなか知り得ない。
どこの誰に聞いてよいのか・・・ どこにアクセスすれば情報が得られるのか・・・
この地域を訪れるお客様にとって、
「ここが島田市だ、川根本町だ、いや静岡市だ」 なんてことはまったく関係ないのです。
川根温泉ホテルや川根温泉にはたくさんのお客様がいらっしゃいます。
その方たちがこれから奥へ足を伸ばしそうというときに、
ワクワクするような情報を提供できれば・・・・
今回の研修でお互い顔を合わせたのだから、どんどん情報を共有していこうよ。
ということです

これはお金がなくてもすぐにできることなので、私も実行していきたいです。
もうひとつ出たのは「このエリアの代名詞は何なのか?」ということ。
京都、北海道、沖縄など、有名な観光地には
名前を聞いただけでその土地がどんな場所か分かるブランドイメージってのがあります。
んじゃ、島田市川根町~川根本町~静岡市井川 ってどんなとこ?
それらをひと言ふた言で表せる言葉ってないんだろうか?
ん~~~、やっぱり大井川じゃね?
んじゃ、その大井川のイメージをどうツーリズムにつなげていくのか・・・
この短い時間ではとても答えは出せませんでしたが、
いいヒントをいただいたような気はしています

とにもかくにも、いろんな気づき・学びを得た2日間でした。
研修やら視察のたいていが行くこと自体で目的達成、
その後はシャンシャンシャン~ みたいなのが多いんですが、
今回の研修をそうしてしまっては非常にもったいないと思います。
なので、川根本町エコツーとしては
大井川流域の「川根本町部門」として、地に足をつけた活動を続けていく所存です

個人的にも島田市や井川地区にも通って、たくさんの人と顔見知りになりたいです。
そしてこれらのエリアのこともエコツー日記で紹介できるように・・・ それが私の目標。
実り多き研修で意気揚々のみきてぃでした

2015年02月09日
大井川でつながるエコツーリズムの輪 <前編>

やんばいです、川根のみきてぃです

2月7日(土) 大井川流域連絡振興会主催の
「エコツーリズム団体連携促進事業」が行われました。
何だかおカタイ名前ですが、
大井川流域のエコツー団体が集まった研修・交流会です

島田市:地域資源を生かしたツーリズム推進会議
静岡市:南アルプス・井川エコツーリズム推進協議会
川根本町:エコツーリズムネットワーク の会員さんをはじめ、
大井川鐡道、志田榛原農林事務所、3市町の行政担当者も入れて、23名の参加がありました。
連携連携と言うものの、お互いの地域を知らないことには始まらない!!
というわけで、今回は川根本町と静岡市井川を巡って
それぞれの団体の活動を知り、プログラムを体験しました。
川根本町では、
奥泉から南アルプスあぷとライン(井川線)に乗って奥大井湖上駅へ

湖上駅からはエコツーのガイドさんの案内で湖上遊歩道を散策

接岨峡温泉会館で地元食材たっぷり弁当を食べる という行程です

私自身、奥泉駅から乗車したのは初めてで、とっても新鮮な気持ちでした


車窓からの風景



アプトいちしろ駅でアプト式機関車を連結。鉄道日本一の急勾配を登ります


レインボーブリッジを通過して、奥大井湖上駅へ


エコツー会員の松本さんの案内で歩きます

橋の上を歩くのは楽しいですが、階段はキツイ


この日の接岨湖は本当に素晴らしかった

冬の時期はダム湖の水を貯めているので、水面は穏やかで見事な輝きを放っています


散策で程よくお腹が減った・・・ 接岨峡温泉会館でお弁当

山菜や漬物など、地元のものをたっぷり使っていて、みんな「おいしい、おいしい」と喜んでいました。

ここで「若返りの湯」の温泉には入れたらサイコーでしたが、時間の都合で井川へ

井川では、井川湖畔の廃線小道ウォーク~中野観音堂~生活体験プログラム といった行程。
接岨峡から井川の道路脇には雪がけっこう残っていて、
井川に到着すると、川根本町より体感気温が2℃ほど低く感じられました

井川湖畔と廃線ウォーク

フカフカ落ち葉の上を歩くのが気持ちいいです


洋館のような建物は井川観光会館。
南アルプスユネスコエコパークのノボリと、さくらももこさんの絵が印象的

中野観音堂。ちょうど仏像群開眼供養の日でした。
管理をされている方からお話を聞いて、千手観音様までご開帳していただいて、
囲炉裏で焼いた里芋とお茶までごちそうになりました

仏像は平安中期のものらしく、平成21~23年に保存修復をしたんだとか。
地域の方々が大切にまつっている様子が見受けられました。

井川の集落は実にレトロ。
井川エコツーの方の案内があったおかげで、
普通なら絶対に気づかないスポットに寄ったり、歩かない道を歩いたりできました。

観光会館に戻って、つるかご編み体験

井川エコツーの人に教えてもらって、鍋敷きを作りました。

これも鍋敷き? 私以上に不器用な人がいて、ひと安心(笑)

井川雑穀文化のお話を聞いて、雑穀もちをいただいきました

井川では雑穀や在来作物で地域おこしを・・・という動きが始まっています


少し駆け足ではありましたが、川根本町~井川を巡るプログラムは無事終了しました。
皆さんがとっても真剣に、そして楽しみながら参加されていたのが印象的でした。
実は冬の時期って体験プログラムも少ないし、見どころもそんなにないかな・・・
と思っていたのですが、まったくそんなことはありませんでした

見せ方次第、案内人次第ってことですね

井川のエコツーと川根本町エコツーに共通しているのは高齢化・人材不足。
素晴らしい知恵と経験と技術を持った、現役会員さんたちに続く人たちを育てていかなければ
発展・継続は見込めません

もっともっと地域の魅力を発掘して、人材も発掘していかねばっ

さて、11日(水・祝)には島田市川根町を回ります。
どんな体験・出会いが待っているのか、今から楽しみです

冬の大井川の魅力に憑りつかれたみきてぃなのでした

2015年02月03日
鹿革クラフトとジビエ料理の一日

やんばいです、川根のみきてぃです

2月1日(日) 会員向けのワークショップ
「鹿革クラフトとジビエ料理の一日」を開催しました。
場所はエコツーでもよく使わせてもらっている寺田農園内の風工房。
18名の会員さんが集まってくれました。

近年、川根本町でも鹿による森林や耕作地への被害が深刻化しています。
増えすぎた鹿や猪を猟師が捕獲する。
いただいた命は最後まで大切にいただく。 これも狩猟の一部です。
「自然からの贈り物をたのしく、おいしく活用しましょう」ということで、
ホールアース自然学校(富士宮市)からお二人の講師をお迎えして、ワークショップを開催しました。
ホールアースでは狩猟メンバーを中心に
地域ぐるみの野生鳥獣対策を進めるために様々な活動を行っています。
講師のお二人とも狩猟免許を所持し、同校のスタッフとともに富士山麓で狩猟を行うと同時に
啓発活動も行っています。
講師のミッチー。
なぜ里に鹿が増えたか、皮と革の違い、ホールアースでの活動内容など
詳しく説明してくれました。

講師のみのりん。
2011年4月~2012年3月、エコツー事務局を担当してくれていました。
今回は講師として川根にアッパレ凱旋です。

ただ捕るだけに終わらず、、せっかくいただいた動物の命を無駄にしない。
その想いから地元レストランと協力してジビエ料理のレシピを開発したり、
革を使ったクラフトのワークショップを行っています。
実際に鹿を捕えて肉をさばくときにはやはり心が痛みます。
でも、自分たちで獲っているからこそ想いを伝えられる。
野生動物と自然と人との関わりを伝えていく。
このワークショップはただのクラフト&料理教室ではないのです。
背景にある現状や思いを知った上で、
いのちの恵みに感謝しながら、自分たちなりに出来ることを考えながら…のワークショップなのです。
まずはジビエ料理の体験と試食

今回はローストディアにチャレンジしました。
あとの二品はもも肉のシンプル焼きとすじ肉の煮込み。

これにホールアース農園で採れた野菜と、風工房のミネオさんお手製のパンが加わり、
とっても豪華なランチとなりました


鹿肉というと硬いイメージがありますが、使う部位や料理方法によって仕上がりがまったく変わります。
家畜動物の肉と違って、野生動物の肉は獲る時期や場所、猟師さんの腕によっても質や味が違うんだとか。
でも栄養価は満点


私自身、川根本町に来て以来、イノシシやシカの肉を食べる機会が何度かありました。
でも、まったく抵抗なく、ちょっと珍しいかな~ くらいの気持ちで面白がって食べていました。
でも、今回は狩猟を取り巻くいろんなお話を聞きいて神妙な気持ちになり、
いのちをいただくことについて考えることができました。
午後からは鹿革を使ってパスケース(数人はペンケース)を作ります

ホースアースから持ってきていただいたパスケース、ヘアゴムなどの見本。
身近ないろんなものに活用できるんですね。

大切な皮だからこそ、端っきれの部分も捨てずに使います。
器用な人も不器用な人も・・・みんな真剣に取り組んでいました。

チョキチョキ、トントン、チクチク・・・ 約2時間で出来上がり

一生大切に使いたい、世界にひとつだけの作品です


こうして好評のうちにワークショップが終了しました。
以下、参加してくださった会員さんの感想です(抜粋)
・ジビエ料理は難しくない。もっと気楽に食したいですね
・鹿革クラフトをやってジビエをいただく会だと思って参加しましたが、鹿の現状や革のことを知り、革製品に対する見方が変わりました。モノづくりということの楽しさ、豊かさ、心を込めて作ったモノへの愛着のようなものを伝えたいです
・ジビエ料理にでてくる野菜も自然農で自家製というところに関心した。「なんで鹿が増えすぎたか?」ということを考えていくと、根本的な人と自然の共生の問題提起ができて良い
・鹿の捕獲から肉・皮まですべてを利用したプログラム、素晴らしいです。川根本町でも資源発掘、組合せしだいで考えられると思います
・鹿肉を簡単に料理したことが印象的でした。鹿が増えた原因が、猟師が減ったことと山犬がいなくなったことだと思っていたけど、鹿を保護して増えたということに驚きました。自ら猟をし、命に感謝し、すべて余すことなく使うことに共感し、その活動をしていることに感心しました
・動物を殺す(仕留める)現場は、自分にはとても直視できそうにないと思いましたが、現場に出て大切に命を扱っている方々の一端を知りました
鳥獣害については、富士山麓だけでなく川根本町も深刻な問題です。
自分の山や畑を荒らす憎い存在の動物たちを駆除しよう!!
狩猟する動機や目的はそのようなものでしょう。
川根本町でもたくさん獲っている猟師さんはいますが、
自分たちで消費したり、捨ててしまったりしているのが現状です。
加工所で加工されて流通しているのは、ほんのほ~んの一部だけ

そこからもう一歩踏み込んで、革や肉を活用して流通ルートに乗せることができれば・・・
そしてもう一度原点に戻って、人間の暮らしを見直すことから始めれば
鳥獣害を減らすこともできるのかもしれない・・・
そんなこんなを思いめぐらせたりしているのです。
今回はエコツー会員限定のワークショップでしたが、
猟友会をはじめ他の団体の方とも連携しながら、第2弾・3弾と続けていければと思います

ホールアース自然学校のお二人、貴重な体験をさせていただき、
本当にありがとうございました。

さっそくパスケースを首からさげて、みんなに自慢しまくっているみきてぃでした

※※ホースアース自然学校のブログでもみのりんが詳細レポートしてくれています。
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